2016年04月30日

『あなたが他の人たちを判断するのと同じ物差しで、 あなた自身も判断されたいと思いますか?』

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自分自身を測る物差しと、
他人を測る物差しを別にすることは、とても簡単です。

聖書には、「他人を批判する前にその人の立場に立ってみなさい」
という訓戒があります。

同僚や家族を批判したくなったら、
少し間を置いて自分に問いかけてみましょう。

「私にこの人を批判するだけの資格があるのだろうか?」

「私が今批判しようとしていることを、
私自身も行っている時があるのではないだろうか?」

「私とは違うやり方だというだけで、
その人のやり方が間違っていると言えるのだろうか?」

他の人のやり方について真剣に考察したなら、
自分にとっても役に立つ上手なやり方を学ぶことができるはずです。
posted by 竹田光利 at 23:47| Comment(0) | ナポレオンヒルの成功法則

2016年04月28日

『消極的心構えが完全に消えた後、 自分自身の内面から力が湧いてきます。 その力は信念によって支えられ、心の中で育ちます。』

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確固たる信念を持つことで自分自身の内面に力が生じます。

その力を通して物事に向かえば、
毎日が目標達成のためのチャンスとなります。

昨日の失敗を今日に持ち越すようなことはなくなります。
人種や主義にとらわれることもなくなります。

また、例えば、貧困の中で生まれたからといって、
生涯貧困という環境に甘んじることもなくなるのです。

内面から湧いてくる力は、
個人の自由と解放への唯一の道を提供してくれるものです。

それはすべての人間に与えられている力であり、
いかなる知識や教育をも超越したものです。
posted by 竹田光利 at 18:26| Comment(0) | ナポレオンヒルの成功法則

2016年04月22日

『心配事は、仕事よりも早くあなたをつぶしてしまいます』

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人間のあらゆる行動の中で一番無駄なのは、
心配をするということです。

ユーモア作家のウィル・ロジャース[訳注1]は、
「心配とは、ロッキングチェアのようなものだ。
私たちをせわしなく動かすのだが、
どこかへと運んでくれるわけじゃない。」
と言っています。

心配したところで何も解決できません。

自分自身に大きなプレッシャーをかけるだけです。

もし建設的な心配というものがあるとすれば、
それは起きる可能性のある問題を事前に予想し、
いくつかの解決策を立てることによって、
万全の準備態勢を取ることではないでしょうか。

例えば、
幾つか異なった方向に展開する可能性をはらむ問題に直面した時は、
デシジョン・ツリー[訳注2]を描き、
それぞれの場合の行動計画を立ててみましょう。

考えられる問題の一つ一つに対して、
慎重に計画された対応策が準備されていれば、
無益で不必要な心配事に時間を浪費することもなくなるでしょう。


[訳注1]:ウィル・ロジャース(1879−1935)
米国の俳優・ユーモア作家。

[訳注2]:デシジョン・ツリー
意思決定が必要な選択肢ごとに枝分かれして、
全体が一本の木になるように描かれた図
posted by 竹田光利 at 19:17| Comment(0) | ナポレオンヒルの成功法則